雀鬼流
- 他人に迷惑をかけず自分勝手な振る舞いを無くす努力をしていく。
- 点棒の勝ち負けよりも取り組む姿勢や心構えから始める。
- 他力ではなく自分の力でアガることが重要。ツモ和了りを目指す。
- 考えるな、感じろ
制約
- 半荘22分
- 鳴いたときは片アガリできない
- 捨て牌の背が河に触れたら戻すことはできない
- リーチ後の見逃しあり(意味がある場合)
- フリテンリーチあり(意味がある場合)
- 見せ牌 見せてしまった色では出アガリできない
- 字牌を見せてしまった場合、現物のみ出アガリできない
- 腰を使った色では、出アガリできない
- 字牌で腰を使った場合、字牌全て出アガリできない
- カンはリーチを伴った暗槓しかできない
- リーチ後にカンできる牌を切ってしまった場合にはツモ縛り
- ペナルティ アガリ放棄のノーテン扱い、ドラ以外はツモ切り
- 第一打での字牌切りは、ダブリーを除いて禁止
- ノーテン時のドラ切り禁止 ドラはテンパイ以外では切ってはいけない
- テンパイ前にドラを切った場合は、ペナルティでその後ツモ切り
- 例外として、役満の可能性がある仕掛けに対して、制約の牌を持ってきた場合のみ手配との入れ替えが許される
- モロ引っ掛けリーチ禁止
- 裸単騎禁止 役満はOK
- 打牌は2秒以内
- 打っているとき指伸ばして待たない
マナー
- 発声をしっかり元気よく行うこと
- 正しい捨て牌の位置を覚えること
- 牌のツモり方や切り方基本動作基本姿勢を覚えること
- 準備をしっかり行ってリズムよく打つこと
- 簡単にオリたりせず努力と工夫を入れて打つこと
- 勝っても負けても潔く打つこと
- 心構え 肩の力を抜いたリラックスした状態
- 山からツモって切るときは無駄なモーションをなくしてやわらかくしなやかに切る
- 山が上がってきた場合に牌山をそのまま真っすぐ前に出す
- 山を前に出すタイミングは、親が前に出したタイミングでスッと合わせて山をそのまま前に出す
- サイコロのボタンを振るときは、薬指
- 牌を切るときは、1回のアクション。まっすぐ切って、手を引く。空いている、見やすいスペースに切る。他家が確認できたら、捨て牌を河にくっつける。
- ツモるときは、脇をしめて、牌を持ってくるときに弧を描かない。低空飛行で最短で牌を持ってくる。
- 脇をしめて、無駄なモーションをなくして、そして切る。
- 卓に手を乗せるときは、かるく拳を握る。待ち番中に、指を伸ばして卓上に出してはいけない。卓は正方形の神聖な場なので、自分を出しすぎてはいけない。
雀鬼会の目的と心得
- 一つ、雀鬼会は、雀鬼の周りに集う人達の、人間力をつけるための斗いの場である。
- 一つ、雀鬼会は、斗いの場である以上、言い訳は無用であり、負け即ち敗者である。
- 一つ、雀鬼会は、入会した以上、己の持つ力をフルに活用し、漢の意地とプライドのぶつかりあいの場である事。
- 一つ、雀鬼会は、勝って当然負ければ惨めと思う事。
- 一つ、雀鬼会の目的は、伝説の雀鬼の雀風を会員が身につけることである。 従って、そ の打ち方は雀鬼流でなければ無意味である。
- 一つ、雀鬼会に於いて、己の打ち方を良しとする者は、これに参加する資格はないもの とする。
- 一つ、雀鬼会では、 桜井一人が師であり、後は一律門下生、 弟子となる。
- 一つ、雀鬼会では、教室に一歩入ったら、礼儀を重んじ、 師に対しての私的感情は、一切御法度である。
- 一つ、雀鬼会では、己の殻を破って雀鬼流麻雀で打つ事。
- 一つ、雀鬼会では、師に言われたことは己の能力や分析に理由づけ・言い訳をせずに素直に従う事
- 一つ、雀鬼会選手は、数回定期的に道場に出て打ち込み、並びにノートに参加する事。
- 一つ、雀鬼会選手は、やる気と約束を尊重し、自主性を当然とし、お互いに研究指導 怠らぬ事。
- 一つ、雀鬼会選手は、己の主義や身勝手は許さず、他の会員に対して寂しさや、悲しみ、 空しさを極力与えない事。
- 一つ、雀鬼会選手は、より良い麻雀を打つために結果より経過に納得感を持ち、互いにそこに内容を求める事。
- 一つ、雀鬼会選手は、必然性、偶然性に頼らず、最善の努力、工夫、改善を求める事。
- 一つ、雀鬼会選手は、素直を持って心を表し、勇気を持って行動する事。
雀鬼流麻雀ペナルティ一覧
- 第一打字牌・ドラ切り
- すべてペナルティ。(ただし、ダブリーの最終形の場合、除くものとする)
- ドラの早切り
- ドラはテンパイまで切ってはいけないものとする。 特に一列目 (六巡目) まではテンバイ以外は切ってはならな い。
- ※例外として、 南場に入って仕事しなければならない局面でAトップを阻止するために、手広くイーシャンテンの 形にしておかなければならない場合は、この限りではない。
- 赤五筒
- 基本的にドラに準ずるものとして考える。 手順の進行上、不必要になった場合、 好形のイーシャンテンかリャン シャンテンなら切ってもいいが、ほかの不要牌より大事にすること。
- 即引っかけリーチ
- いかなる理由があろうとも即引っかけリーチは禁止。 また、5待ちで2を切ってあって8を切ってのリーチなど カンチャン、バッタ待ちの引っかけリーチも同じく禁止。
- ※もし不注意でリーチをかけてしまい、 本人もしくは審判がこれにすぐ気づいた場合は、リーチを解消し和了り放 楽のノーテン扱いとして局を進める。 局が大きく進行してしまった場合は、リーチは解消できずそのまま試合を続行する。 これは、以下文の「誤リーチ」「ノーテンリーチ」も同じ扱いとする。
- 誤リーチノーテンリーチ
- 和了り放棄のノーテン扱いとする。
- リーチをかけてはいけない局面
- 大三元の牌(白・発・中)のうち2牌が叩かれているとき、四喜牌(東・南・西・北)2牌が鳴かれているときは、自分から見て役満の可能性がないとき (残りの牌が2枚見えているとき) 以外はリーチをかけてはなら ない。
- ※上の状況 (2フーロ) で、自分以外の誰かがリーチをかけた場合、 その人から見て役満がないと確認したとみなし、追っかけリーチをよしとする。
- 発声間違い
- ポンロン・チーロン・誤ロンはすべて和了り放棄のノーテン扱い (ペナルティ)。
- 誤フーロ
- 鳴く牌を間違ってさらした場合、 局が進行していなければさらし直して、その色を見せ牌としてゲームを続行できるが、局が進んでしまった場合は和了り放棄のノーテン扱いにしペナルティとする。
- 裸単騎
- 基本的に認めない。 ただし、役満の場合は例外として認める。
- 状況判断ミス
- 南場に入って、してはいけない和了り(点棒のない人がCトップをB・Aトップ状態にしてしまう和了り、もしくはそれを誘発する和了り)は禁止する。 これに関してはケースバイケースであるので、そういう局面の時、審 判が、事前に局頭に確認の指示を促すものとする。
- 自分の判断で処理できない場合は、手を上げ速やかに審判を呼び指示を仰ぐものとする。これを怠り、勝手な判断でミスをしてしまった場合はすべてペナルティとする。
- 暗カンのし忘れ
- リーチ後、カンをできる牌をツモってきたのに不注意でカンをしなかった場合、ペナルティに準ずる扱いとする。
- ミンカンの禁止
- ミンカンは禁止するものとする。
- 見せ牌
- 見せた牌の種類すべて (五筒を見せたらピンズすべて) 出和了り禁止、ツモ和了りは可。 (ペナルティにはならない) 字牌はその1種類だけ出和了り禁止。
- ※ただし、できるかぎり王牌の不使用牌と交換、 見せ牌をとらない様にする。 手牌を露骨に倒し交換不可能な場合のみ見せ牌を取る
- 腰
- 上家の切った牌を、鳴こうとして一瞬動きを止めてしまう行為。 この場合、その牌が鳴ける牌ならその牌とスジの牌 (3で腰を使ったら6と9) は出和了りはできない (ツモ和了りは可)。鳴けない牌の場合は、その種類すべて出和了りはできない。(ツモ和了りは可)。ペナルティにはならない。
- ■ペナルティが発生したとき
- してしまった人は、その後の試合に影響が出ない様に牌の切り出し、リズム等他の3人に迷惑にならない様に心がける事。
- 試合をそのペナルティによって著しく偏らせてしまう状況が起きたときは、その状況に応じて外ペナルティを取 ったり、局のやり直しなどを行う事がある。
創立者:
postcode:
〒194-0022
prefecture:
東京都
addr:
町田市森野1-10-6 パールビル B1-A
phone:
0427-28-8808
設立年:
1991年
rule:
雀鬼会ルール
東戦30000点持ちの30000点返し。食いタン、 先ヅケ、形式テンバイ有り。 ハコ下もゲーム続行。同順内の食い替え不可。黒棒10本未満切り捨て。 二家和は頭ハネ。三家和は流局。人和は適用せず。 数え役満なし。 赤五筒2枚入り (常時ドラ扱い)。 一打目の字牌・ドラ切り、即ひっかけリーチ、ドラの早切り、 和了りの見落とし、 南2局以降のやってはいけない和り等 はペナルティ (別欄詳細)。
- リーチ リーチ後の見逃し、フリテンリーチ可。 送りカン、テンパイ形の変わるカンは不可。
- 流局 チョンボ (例外もある)、三人和子、複数人による四カン、四人リーチは即局。 流し満貫は流局後成立。九種倒牌流局なし、捨て牌の背が河に触れたら戻すことは出来ない。
- 見せ牌 基本的には、見せた牌の色全て出和了り不可 (字牌は現物のみ)。
- 和了り放棄(ノーテン扱い) 空チー、空ポン、空和了、チーロン、ポンロン、多牌、少牌、(その他ペナルティ行為を行った時にも和了り放棄 になることがあります)は全て和了り放棄。
- 包則(パオ) 大三元、大四喜を確定させる牌が鳴かれて和られた場合、自摸=一家包則、振り込み=二家包則。三元牌が2 つ鳴かれている時、3つ目は場もしくは己の手牌に2枚以上見えていなければ切ってはいけない。
- カン 原則として明カンは禁止。 暗カンは己が面前でテンパイした場合とリーチ後に限られる。また、暗カンしてのダマは認められない。
- 点棒 30000点より浮いた分は車の右脇に上げる (積み棒はチップを代用する)。
- 和了り 南2局以降 (B・C) 状態→(A)状態にする和了りは出来ない。 自分自身が (A)状態になる和りは当然可。
雀鬼会のシステム
30000点持ち30000点返しで行い、 オカがない分トップの取り方によって、ボーナス点を計上する。
- (A)トップ 浮き点 +30P
- (B)トップ 浮き点 +15P 2着 浮き点+5P
- (C)トップ 浮き点 +7P 2着 浮き点+2P 3着 浮き点+1P <(A)一人浮き (B) 2人浮き (C) 3人浮き〉
トップは (A) を取るよう、沈んでいる者は(A)を阻止するよう <(A)状態→(B)状態→(C) 状態><(B)状態→(C)状態に> 努力と工夫をする事。南2局以降、沈んでいる者はトップに協力するような<(C)状態→(B)状態→(A)状態に><(B)状態→(A)状態に> 事を行ってはならない。
雀鬼流麻雀ペナルティー覧表
- 第一打字牌・ドラ切り すべてペナルティ。(ただし、ダブリーの充分形or好形の場合、 除くものとする)
- ドラの早切り ドラはテンパイまで切ってはいけないものとする。 特に列目 (六巡目)まではテンパイ以外は切ってはならない。 ※例外として、南場にはいって仕事しなければならない局面でAトップを阻止するために、手広くイーシャンテン の形にしておかなければならない場合は、この限りではない。
- 赤五筒 基本的にドラに準ずるものとして考える。 手順の進行上、不必要になった場合は切ってもいいが、ほかの不要牌 より大事にすること。
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