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[player]ライアンくん、私のマジックの才能、信じてくれる?
[ライアン]信じます。お姉さまは、盛大なマジックショーの準備中ですか?
私は自らの直感を信じて、二萬を打った。
[ライアン]お姉さまが欲しいものを当ててみせます、これですね!
[player]ビンゴ! ポン!
敵サイドの二人は互いに顔を見合わせた。表情に先ほどのような自信はなく、私とライアンくんも以心伝心が出来ることに気づいたようだ。
それから私は、考えていた通りに筒子を処理したが、その間に運よく西が暗刻になった。自分の手を見ると……一索、二索、二索、六索、八索、西、西、西、三萬、三萬、三萬、八筒、八筒、八筒。一応テンパイしたが、これで本当によかったのだろうか……
河には七索は一枚しか出ていないが、五索と六索もだ。山に残っている七索の枚数も理想的とはなさそうだ。もっと問題なのは打点だ。ロンした所で、せいぜい自風一飜にしかならないのなら、彼らにとっては痛くも痒くもない。
このままドラを切ってテンパイして、本当にいいのか?